埼玉県環境科学国際センター機関リポジトリ(個別情報)
■ ID 1381
■ 種類 学会発表
■ タイトル 常圧サンプラーによるディーゼル排気粒子の粒径別捕集と粒子中多環芳香族炭化水素類の分析
■ 著者 柴田慶子    (株)いすゞ中央研究所
柳沢伸浩    (株)いすゞ中央研究所
塩谷健二    (株)いすゞ中央研究所
佐藤薫    (株)いすゞ中央研究所
坂本和彦    埼玉県環境科学国際センター
   
   
   
   
   
   
■ 出版元
■ 出版年 2011
■ 誌名・巻・号・年 第20回環境化学討論会、平成23年7月17日
■ 抄録・要旨 健康影響が報告されている0.1μm以下の超微小粒子の化学成分については、捕集量確保が難しく十分調べられていない。国内新長期規制対応のディーゼルエンジンから後処理装置をはずし、2010年に市販開始された多段型常圧サンプラーを用いて、排出される粒子を粒径別に捕集し、重量や捕集粒子中に含まれるPAHsが多い粒径や排出量を調べた。ディーゼル排気粒子の粒径分布のピーク粒径は0.1μm以下であり、PAHsは0.1〜0.5μmであった。また、ディーゼル排気粒子は中負荷の方が低負荷よりも排出量が多かったが、PAHsはその逆の傾向を示した。後処理装置を装着した場合にはディーゼル排気粒子および、含有PAHsの量も少ないため、健康への影響も小さいと考えられた。
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